3号艇・前田篤哉が地元初優勝
蒲郡・ルーキーシリーズ第4戦
2024年3月8日6:00公開
蒲郡ボートのルーキーシリーズ第4戦「スカパー!・JLC杯」は7日、優勝戦が行われた。チルト3度の伸び仕様に調整した2号艇・仲道大輔が2カドを選択。ジカまくりに出て流れたところを3号艇・前田篤哉(27、愛知)が冷静に差して勝利。地元蒲郡では初、今年2回目、通算9回目の優勝を飾った。2着には弟・前田翔で地元兄弟ワンツー・フィニッシュ。3着には中島秀治が入った。
地元で兄弟ワンツー
前田篤の狙いすました差しが見事に決まった。実力上位の1号艇・定松に対して、2号艇で地元の仲道がチルト3度の伸び仕様調整。同じく地元の3号艇・前田篤は、その仲道を入れ2カドに引かせて、3コースを選択した。「作戦は“仲道大輔”でした。ここまでうまくいくとは思わなかったけど」。
定松もコンマ02の踏み込みで意地を見せるが、コンマ05のSでダッシュを乗せた仲道がジカまくり。その展開を、前田篤が待ってましたとズブリと差した。これが地元蒲郡では初優勝。過去の当地優出3回はいずれも6号艇。3着が最高だったが、ようやく美酒を味わえた。
「ルーキー世代じゃないのにドリーム戦1号艇にも選んでもらった。今回は先輩として勝てるようにと思っていたのでホッとしています」。オーバーエージ枠出場でその責任も果たせて安堵(あんど)の表情だ。
優勝戦は5号艇で乗っていた弟・翔とワンツー・フィニッシュ。初日のドリーム戦が1、3着だっただけに、本当に最高の結果となった。
今節は4日目12Rの一般戦で滉も含めた初の3兄弟対決も企画され、そこでも勝利。兄の威厳も保っている。今年は1月とこなめに続き早くも2Vと好調。「今はペラが当たっているしこれを維持したい。出るレースで全部優勝したいです」と前田篤。ともに切磋琢磨(せっさたくま)し、上位舞台で何度も3兄弟対決を見たいものだ。
(大久保晋)