浜田亜理沙がG1初勝利
多摩川・クイーンズクライマックス
2024年1月1日6:00公開
東京・多摩川ボートのプレミアムG1「第12回クイーンズクライマックス」は12月31日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の浜田亜理沙(35、埼玉)がインからコンマ15のトップSで逃げを決め、G1初優出で優勝。賞金1600万円を獲得して女子同ランクは3位で2023年を終え、3月・戸田で開催されるクラシック出場権を獲得した。2着に敗れた遠藤エミは3年連続4回目の年間賞金女王に輝いた。11Rで行われた「QCシリーズ」優勝戦は、1号艇の西橋奈未(27、福井)がインから逃げを決め、通算5回目の優勝を飾った。
G1初優出でVの快挙
大みそかの多摩川に詰めかけた大勢のファンへ、何度も何度も手を振った。大会初出場で最後は1号艇をつかみとった浜田が堂々のイン逃げ。G1初優出でVの快挙を達成した。
初めてのG1優勝戦でも冷静だった。「レースが近づくと緊張してきた」と大きな重圧がのしかかってきたが、それを和らげたのは結婚前に所属していた広島支部の大先輩でもある角ひとみの存在。「ずっとそばにいてくれた」と浜田は励まされ、本番へと送り出してもらった。
コンマ15のトップタイミング。「スタートが本当に苦手だけど行くつもりで気合を入れて行った」と、一気に1Mを先取りBSは独走態勢に。「初動が今節で一番掛かってくれたので安心できてターンができた。2マークを回って優勝を確信しました」。レース後、角と抱擁し「『本当におめでとう!』と言われてウルッときました」と、浜田はこみあげるものがあった。
家に帰れば母親に戻る。夫の中田竜太は「家族としても母としてもすごいと思うし、尊敬しかない」と賛辞を惜しまない。
来年3月、戸田で開催されるクラシックに中田とのアベック出場も決めた。初のSG挑戦権を手にし「実感はないけど決まってうれしい。今年は4回しか優勝ができなかったし、ここで活躍できると思っていなかったので、決まって良かった。1着が取れるように、水神祭ができるように頑張りたい」と新たな目標を立てた浜田。新女王の活躍が今から待ち遠しい。
浜田亜理沙(はまだ・ありさ) 1988年3月19日生まれの35歳。広島県出身。162センチ、47キロ。血液型はB。広島修道大学中退。選手養成104期生、埼玉支部所属。同期には中田竜太、松田大志郎、岡村慶太らがいる。2009年5月・宮島でデビュー(4着)。12年2月・児島で初優勝。G1は同年・Lチャンピオン(若松)で初出場。23年・Qクライマックス(多摩川)で初優勝。G11Vを含む通算優勝は10回。