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3号艇小林京平が優勝

第133期修了記念競走

2023年9月23日6:00公開

第133期養成所チャンプ決定戦を制した小林京平(中央)。左は2着の長尾萌加、右は3着の香川陽太=福岡県柳川市のボートレーサー養成所で
第133期養成所チャンプ決定戦を制した小林京平(中央)。左は2着の長尾萌加、右は3着の香川陽太=福岡県柳川市のボートレーサー養成所で

ボートレースの「第133期修了記念競走」が22日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で家族、関係者約300人が見守る中で行われ、リーグ戦優秀者6人による養成所チャンプ決定戦は、3号艇の小林京平(25、山口)が3コースからコンマ13のSでまくりを決め、山口支部では127期の清水愛海以来、4人目となる養成所チャンプに輝いた。1年間の厳しい訓練を乗り越えた修了生27人(女子9人)は、11月に全国の各レース場でデビューする予定。

曇り空のモヤモヤ感すら吹き飛ばす快走だった。枠なり3コースから小林がまくり一撃。内枠2人を叩いてBSで先頭に躍り出る。「最高です! いつも通り恩返しのレースをしようと話していた。完全無事故が第一目標だったので」。大外から際どいSは飛んできたが、オンライン。卒記チャンプに名を刻んだ133期最年長の25歳は、勝者になったことよりスタート事故がなく終われたことが誇らしかった。

大学時代にはアイスホッケーで国体に出場。卒業後には会社員も経験した。養成所には一発合格。好きな言葉は「死ぬこと以外、かすり傷」。結び付きが強い同期にあってリーダー格ではなかったが、周囲に気配りができる小林の存在はきっと心の支えになったはずだ。

全7戦が行われたリーグ戦はトップタイの優出5回。第4戦ではF退きによる恵まれとはいえ優勝もできた。勝率6.92は全体3位だったが、他の訓練生が平均STでコンマ30超えも多い中、小林はトップの同コンマ25。一つの武器を身につけた。この期を担当した原田富士男実技教官は「全てにおいて平均的。抜けたところはないけど、メンタル(の強さ)、考えて(行動できる)」と評価する。

デビュー期はB1特例あっせんを受けられる。「地元が徳山なので、G1クラウン争奪戦を獲りたい」。その夢を現実に。デビュー初戦は11月9日から開催予定の下関。そこから小林のサクセスストーリーは始まる。

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