遠藤エミが貫禄の優勝
三国プリンセスカップ
2023年11月10日6:00公開
三国ボートのヴィーナスシリーズ第15戦「三国プリンセスカップ」(中日スポーツ後援)の優勝戦が9日、12Rで争われた。インからコンマ06のトップSを決めた遠藤エミ(35、滋賀)が、4コースからまくってきた竹井奈美を寄せ付けずに先制。8月のプレミアムG1レディースチャンピオン(津)以来となる今年2回目の優勝を飾った。2着は竹井、1周2Mの混戦から抜け出した田口節子が3着に入った。
ギリギリまで試運転
前日から6度以上も気温が上がり、風向きもホーム向かい風へ。5日目とはまったく違うコンディションとなった優勝戦。準優で仕上げにめどを立てたかと思えた遠藤も朝からペラを叩いてギリギリまで試運転を繰り返す姿があった。
インからコンマ06のトップSを決めたが、4カドから竹井が握って勢い良く迫ってきた。一瞬ヒヤリとしたが「何とか間に合っていい状態に戻っていたので、エンジンが押してくれた」と胸をなで下ろした。
今年は8月のレディースチャンピオンで今年初Vを飾ったが、その後もなかなかVに届かない。「気持ちの面や調整を合わせ切れず、エンジンを出し切ることができなかった」と悩んだ。だが今回、準ホームともいえる三国で2年ぶりにVを飾って「リズムが良くなかったので、ここで優勝できて良かった」と復調のきっかけをつかみ、表情も緩む。
10日後にはG2レディースチャレンジカップで再び三国にやってくる。「今回はいい経験になったので、チャレンジカップでも頑張って優勝したい」。苦戦しながらも現在、女子賞金ランクは1位。ここから反転攻勢をかけ、年末のクライマックスまで一気に突き進む。
(瀬川剛司)