丸野一樹が10回目のG1優勝
多摩川・ウェイキーカップ
2026年9月22日18:00公開
東京・多摩川ボートのG1「開設72周年記念 ウェイキーカップ」は21日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の丸野一樹(35)=滋賀=がコンマ17のトップタイSから差しを決め昨年6月・からつ周年記念以来、通算10回目のG1制覇を達成。優勝賞金1200万円を加算し獲得賞金は1億円を突破。同ランクは3位に浮上した。2位は2周1Mで長田頼宗に競り勝った原田篤志、瓜生正義の追い上げをしのいだ長田が3着に入った。
獲得賞金1億円を突破
台風25号の接近で時折、強い雨も降る荒れたコンディションとなったファイナルバトル。そんな中で誰よりも冷静だった丸野に勝利の女神がほほ笑んだ。2号艇の永井がジカまくりに出るとイン原田が抵抗し両者が外に流れる。大きく空いた1Mへ丸野がずばっと差しハンドルをねじ込むと、2Mを先に回った時点で勝負あり。そのまま先頭は譲らず、10回目のG1制覇という節目のゴールを駆け抜けた。
「気圧が下がりすぎていたけど、回転が上がらない状況で強い57号機だと思い、モーターを信じていきました。しっかりパワーがある子だし、仕上がり的には言うことなかった」と躍進を支えてくれた相棒に感謝した。
今年5月の浜名湖オールスターでSG覇者となったことが大きな自信となり「昨年からペラの新しい基準を作ったり、いろいろ変えていることが徐々に結果に結びついてきている」と胸を張る。地道な努力で積み上げた力がついに開花し、さらなる進化を模索。飽くなき向上心が原動力となり、ビッグ戦線でも存在感は増すばかりだ。
この優勝で獲得賞金も1億円の大台を突破し、同ランクは3位に浮上した。「SGを取ったときにグランプリはベスト6で行きたいと思っていた。これでリズムに乗れると思うので、上げていきたい」。日々成長する丸野が暮れの大一番へ勢いをさらに加速させる。