結果

菊地孝平が18回目のG1制覇

津・ツッキー王座決定戦

2026年9月9日18:00公開

G1ツッキー王座決定戦優勝戦を制し、トロフィーを掲げる菊地孝平
G1ツッキー王座決定戦優勝戦を制し、トロフィーを掲げる菊地孝平

三重県・津ボートのG1「開設74周年記念 ツッキー王座決定戦」は最終日の8日、12Rで優勝戦が行われた。シリーズリーダーで1号艇の菊地孝平(48)=静岡=がコンマ08のSを決め、逃げ切って快勝。2024年4月のマスターズチャンピオン以来、通算18回目のG1制覇を果たした。優勝賞金1200万円を加算し、菊地は賞金ランク27位に浮上した。2着には石本裕武が、3着には末永和也が入った。

どこまでも爽やかな笑顔を絶やさなかったヒーローだが、菊地の心中は決して穏やかではなかった。「ネガティブになって倒れそうになったり…。一生懸命持ちこたえていた」。前走地の平和島ではV戦1号艇でコンマ04を決めながら、まくられた。「自信をなくしてしまって」と自らを奮い立たせることに精いっぱいの一日だった。余裕の勝利などとは程遠い、ピットでは自らとの激しい心理戦が展開されていたのだ。

初戦で6コースからまくり、3連単は10万円を超える大波乱を演出。「あれが大きかった。勢いに乗ることができた」と振り返る。そして最後は予選トップからの王道V。「初日に10万シュウを取った人からDMがほしいなあ」とジョークも飛び出した。今節のキーポイントは初日2R。ここで全て決していた。

今回の優勝で獲得賞金は5千万円を越えて30位以内へ飛びこんだ。「ダービーは出ないしチャレンジカップは安全圏ではないけどね。まあ目の前の1走をしっかり走っていくだけ」と早くも次走の徳山へ照準を絞る。「もっとSGに出たい」。48歳のあくなき挑戦は続く。チャレンジカップへ、そして年末のグランプリという野望へ。

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