結果

中山翔太、地元期待に満額回答

津・イースタンヤング

2026年7月24日18:00公開

イースタンヤング優勝戦を制し、表彰式でトロフィーを掲げる中山翔太
イースタンヤング優勝戦を制し、表彰式でトロフィーを掲げる中山翔太

三重県・津ボートのG3「イースタンヤング」は23日、最終日12Rで優勝戦が行われた。一番人気に推された地元の中山翔太(22)=三重=が、インからコンマ10のSを決め堂々の先マイ。トップSから差してきた吉田裕平をバックで振り切り、前走とこなめに続く2節連続、通算では5回目の優勝を決め賞金220万円を手にした。2着は吉田、3着にはまくり差しから続いた前田翔が入った。

5日目の準優勝戦は「緊張してもしようがない」と笑い、憎らしいほど落ち着いた表情で勝ちきった中山。だが、大一番は様相が変わった。「緊張というよりプレッシャーを感じた」と振り返る。

気温37度の酷暑にみんなが行き足を失う中、2コースに構える吉田裕平だけが鋭く伸ばしていた。「1マークもバックもやられたかと…。吉田さんが(地元の)空気を読んでくれて助かった」と冗談交じりに笑った。「ホッとした」は心の底から出た本音だろう。

「昨年のヤングダービー以来の声援を感じた」。観客席からの応援は、莫大(ばくだい)なエネルギーへ転換された。絶対に負けられないその思いは吉田の強烈なプレッシャーを感じながらも、それ以上の闘志を与えてくれた。コンマ10のベストショットは、ファンの後押しがあってこそだった。

対岸に張られた中山の横断幕には“夢をつかめ”と書き添えられていた。今年4回目の優勝を決めてあと2つ。いや、9月には地元津のG1周年記念、そして昨年勝ちそびれたPG1ヤングダービー(若松)が待っている。夢にまでみたSGの舞台は手が届く位置にまで近づいた。夢をつかめるか。いや、つかんでみせる。からつクラシックへの切符を、その手できっと。

ボートレース関連ニュース