結果

大峯豊がG2初制覇

戸田・ボートレース甲子園

2026年7月13日18:00公開

優勝旗を手にする大峯豊。右は同県出身の白井英治=戸田で
優勝旗を手にする大峯豊。右は同県出身の白井英治=戸田で

埼玉県・戸田ボートのG2「第8回全国ボートレース甲子園」は12日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3カドに引いた3号艇の大峯豊(42)=山口=がコンマ04のトップSでまくりを決めてこの大会、G2ともに初制覇。優勝賞金620万円を獲得し、来年3月のSGクラシック(からつ)の出場権を手にした。2着はまくられながらもインで持たせた佐藤翼、1Mで最内を差した大池佑来が3着に入った。

3カドからコンマ04

うなりを上げる剛速球がずばっと決まった。大峯はストレートパワーを全て出し切る3コースのカドからコンマ04のフルショット。「スタート展示で(タイミングは)つかめていた。150メートルから確信を持って行った」。自信の踏み込みでぐいぐい伸びて真骨頂のまくり一撃V。「(佐藤)翼に残されたと思ったが」と言う一抹の不安はエンジン力で霧散させ、バックでの加速感で引き離した。

「技術がないからエンジン出しにこだわる。ターンで勝てないからターンする前にやっつけよう」。機力勝負にこだわり続けてきたプライドがあるだけに「自分らしいレースで勝てた」と胸を張る。集大成が遅咲きの初G2タイトル奪取につながっただけに喜びもひとしおだ。

表彰式では「(白井)英治さんのレーススタイルにあこがれていた」という先輩と並んで大優勝旗を高々と掲げた。今回は施行者希望枠だったが、初めて山口県に旗を持って帰り「英治さんが(この大会を)取ってないのがうれしい」と尊敬するSGレーサーよりも先の栄誉を自慢する。そして「若い子が頑張って活躍してほしい」と頂点に立った郷土・山口県の次なる世代に注文もつける。

来年度のSG開催地が発表され、7月のオーシャンカップは地元の下関に決まった。「あっと思ったのが大きい。小さな目標を持ってちょっとずつクリアしていく」。発奮材料を肥やしに全国の頂点に立った大峯が、これからも豪快なフルスイングを崩さずに成長していく。

(岡本俊紀)

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