岩瀬裕亮がG1初制覇
宮島・チャンピオンカップ
2026年6月10日18:00公開
広島県・宮島ボートの開設72周年記念G1「宮島チャンピオンカップ」は9日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の岩瀬裕亮(37)=愛知=がインからコンマ13のSで逃げ切って優勝した。デビュー16年目、G1優出10回目で待望の初制覇。優勝賞金1200万円を加えて今年の獲得賞金は4547万円となり、賞金ランク12位へ浮上した。高橋竜矢と山崎郡の激しい2着争いは、2周1マークで山崎が握りマイで競り勝った。
デビュー16年目で初制覇
誰も寄せ付けず完璧な逃げでG1タイトルを初めて手に入れた。足の仕上がり、操縦性に、精神面と全てが充実していた岩瀬。「中へこみで攻め込まれるのが一番怖かった」と不安はあったものの、ほぼ横一線のスリット隊形も味方した。「ちょっとでもミスれば展開を突かれる」とターンに全神経を集中させ、非の打ちどころがないイン圧勝劇に笑みは絶えなかった。
前走地のびわこG2では優勝戦1号艇ながら2着に敗れ「眠れない日々が続いた。宮島に来るまでが長かった」と苦しんだ。それでも前検日、抽選運に恵まれ素性抜群の72号機をゲット。絶大なるパワーの後押しを得て、シリーズを通して安定した走りを見せた。
「年を取っちゃったけど、残すはSG」。今年1月のG2タイトルに続き、G1タイトルを奪取し、その先を見据える。「とこなめのチャレンジに(目標を)置いてます」と、賞金を確実に加算して11月に地元愛知で開催されるSGへの出場と勝ち上がりを意識する。同郷の偉大な先輩達に影すら踏ませない快勝Vで新たな自信をつかみ、今年の獲得賞金額は12位へランクアップさせた。