中スポ・ボートレース予想

結果

丸野一樹がSG初制覇

浜名湖・オールスター

2026年6月1日18:00公開

優勝の水神祭で笑顔を見せる丸野一樹(中)=浜名湖ボートで
優勝の水神祭で笑顔を見せる丸野一樹(中)=浜名湖ボートで

静岡県・浜名湖ボートのSG「第53回ボートレースオールスター」は5月31日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の丸野一樹(34)=滋賀=がインからコンマ04のトップスタートで逃げを決めて、3回目のSG優出で悲願のビッグ初優勝。賞金4200万円を獲得して、同ランキングはレース直前の47位から2位に浮上した。2着には新田雄史、3着には山田康二が入った。

新燃料先行導入も味方に

浜名湖との縁がついに結実した。野球一筋だった高校3年生の丸野少年が、夜行バスで向かった先、それが浜名湖ボートだった。ペアボートのイベントに参加して、長嶋万記のエスコートで水面を駆け抜けた。そこから始まったボートレーサーの夢舞台。15年の時を経て、ついにSGの頂点へたどり着いた。

「本当に水が合う。自分の感覚と良く合います」と水面巧者ぶりを遺憾なく発揮した。初日こそノーハンマーだったが、2日目に敢行した整備とペラ調整で、相棒の23号機を覚醒させた。「ずっとSGタイトルが取りたかった。これまでやってきたことが証明できた」と胸を張った。新燃料初のSGでトップレーサーたちが調整に苦労する中、序盤から快速仕立てに成功。「去年からずっと走っていて違和感なく走れた。そういう部分でアドバンテージはありました」と先行導入していたびわこで積み重ねた経験も存分に生かした。

「ひとつ結果で恩返しができた」と投票してくれたファンへ感謝の言葉を述べた丸野が見据える先は、さらなる大舞台だ。「滋賀支部みんなで大活躍したい」と意気込む地元びわこのオーシャンカップはもちろんのこと、年末のグランプリも視野に入る。「ベスト6で行けるように頑張ります」と前を向く。

滋賀支部初のオールスター覇者の称号を手に入れて、守田俊介、馬場貴也、遠藤エミといった偉大な先輩たちと肩を並べた。加えて新燃料も味方につけた。“ボートレース新時代”の申し子となった丸野が、今年のSG戦線を力強くけん引する。

丸野一樹(まるの・かずき) 1991年8月5日生まれの34歳。165センチ、55キロ。血液型はA。京都市出身。府立桃山高等学校卒業。選手養成109期生、滋賀支部所属。同期には大上卓人、島村隆幸、永井彪也らがいる。11年11月・びわこでデビュー(1着)。16年5月・三国で初優勝。SGは19年チャレンジカップ(桐生)で初出場。26年オールスター(浜名湖)で初優勝。G19V含む通算優勝は33回。

1マークはいいターン 新田雄史

SG4回目の優勝を目指し渾身のまくり差しを放った新田雄史だが、トップSで逃げる丸野に届かず準Vに終わった。「1マークはいいターンができた」とバックは軽快に丸野を追走するが、2Mで空いた内を定松に差され、2週1Mで3番手となる苦しい展開。それでも諦めず前を追うと、2Mで他艇と接触した定松が後退し、外を回った新田が2着を確保した。エンジンは「理想的な仕上がりで、乗りやすさがあった」と調整は納得の状態。タイトルには届かなかったが、バイオ燃料の調整に手応えをつかみ、今後につながるレースができたことに胸を張った。

【選手の話】

山田康二(3着)足は良かったと思うが、あのような(2周2M)形になったので…。

上野真之介(4着)足は悪くなかったと思うが、バイオ燃料で求めていた出足はつかなかった。

佐藤翼(5着)追い上げが利いて足はいい状態でいけた。ただ、定松選手には競る形であのようになって、反省している。

 

売り上げ目標クリア 浜名湖ボートの第53回SGオールスターは、6日間で159億9539万3500円(返還額3億960万7700円)を売り上げ、目標とした150億円を上回った。

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