中スポ・ボートレース予想

結果

西橋奈未が初タイトル

丸亀・レディースオールスター

2026年5月11日18:00公開

第11回レディースオールスターで優勝した西橋奈未=ボートレースまるがめ
第11回レディースオールスターで優勝した西橋奈未=ボートレースまるがめ

香川県・まるがめボートのG2「第11回レディースオールスター」(優勝賞金500万円)は10日、最終日の12Rで行われ、1号艇の西橋奈未(29)=福井=がコンマ09のスタートで逃げ切って大会初、G2・5回目の優出で初優勝を飾った。女子の獲得賞金ランクはレース前の10位から2位に大きく浮上した。2着は山田理央、3着は田口節子が入った。

田上のまくりブロック

昨年3月に当地で負った大けがを乗り越え、2024年には故郷が震災に遭った。いくつもの試練は、今を思えばすべてが西橋を強く、たくましく変えた。

「痛い思いもした(頭蓋骨骨折)水面。人には言えなかったけど、他場とは違う緊張感で挑んでいた」と恐怖感との戦いでもあった。「だけど、いい印象を上書きできましたね」と最後は笑顔。ヒロインインタビューでは感極まって涙する場面も見られた。辛かったこの2年、すべてがこの優勝で報われた。

「絶対(田上に)まくられると思っていた」というが、1Mを慌てず回したあたりは2年連続でクイーンズクライマックスに出場した強み。勝負どころはそこだけじゃない、まくってきた田上とは経験値の差が明らかだった。

過去5度もはね返され続けてきた女子主要タイトルの頂。見えていながら先を越され、その都度、唇をかみしめた。敗れ続けた航跡に導かれたポールポジション。チルト3度で下克上を狙った田上、地元で炎と化した山田、山川。3年半ぶりのタイトル奪還へ挑んだ田口。そしてある意味、西橋以上に悔しさをぶつけてきた細川。すべての思いを受け止め、悲願は成就した。次に見えるのはレディースチャンピオン。夢の続編は、真夏の徳山で。

(高橋亮考)

全速Sも初V逃す 田上凜

初優勝はお預けになった。チルト3度の威力を見せつけ、優勝戦もコンマ0台のSを踏み込んで攻めて出た田上凜だったが、西橋にうまく合わされた。

「Sは全速で勘通り。伸びも文句なしの仕上がりだった」。万全の状態で5コースから締めて行ったが「1マークが下手だった」と反省する。初出場の舞台でファンの声援に応える活躍をしたが「優勝したかったけど、ここまでがうまくいきすぎたので、これで優勝までしたらばちが当たっちゃいます。また、次を頑張ります」。全国に名前を売って、次のリベンジを誓った。

 

売り上げ目標クリア 第11回レディースオールスターを開催したまるがめボートは、6日間で125億7239万8700円を売り上げ、目標額とした110億円を上回った。

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