岡村慶太が完勝
中日スポーツ津ボート大賞
2026年4月28日18:00公開
津ボートの「中日スポーツ津ボート大賞」は27日、優勝戦が行われた。4Rから本番2周へ周回短縮、予備ピット使用と強烈な向かい風が吹き荒れた中、岡村慶太(38)=福岡=がインからコンマ06のトップSを敢行。そのまま首位を守り今年3回目、通算38回目の優勝を決めた。全速で回した吉田裕平が2M混戦をさばいて2着。差した金子賢志が道中、石塚久也を競り落とし3着へ入った。
2連対率17.3%の下位エンジンに手を焼き、最後まで厳しいコメントが並んでいた。岡村は最後の頼みとばかりに優勝戦当日、プロペラ調整にすべてを託した。「特訓では吉田裕平君の行き足に脅威を感じていた。のぞかれたら行かれそうな…」。特訓後に、再びハンマーを手にしてもうひと調整。これが見事にはまってくれた。「どうにか行き足がマシになってくれた」と、土壇場で逃げ切る準備は整った。
絶好調。そんな言葉が似合う近況だ。「特別にペラが当たっているとか、そんなわけじゃない。先輩や後輩、仲間に助けられて毎節がんばっている」。その結果、春を満喫する7節連続優出。荒稼ぎの今年を楽しんでいる。
ただ、前走地の三国では唇をかむ思いも味わった。「1号艇で勝てなかったから。連続優勝がかかっていたしね。本当に悔しかった…」と思い返す。下関→芦屋と勝ち、3節連続Vを目前にしての敗戦。その悔しさが「今節の優勝につながったかもしれない」と留飲を下げた。
「調子に乗らないように。すぐにやらかすんで」と自らを戒める。次は5月1日から若松のGW戦。クールな男の快進撃は、まだまだ続く。
(高橋亮考)