中スポ・ボートレース予想

結果

白井英治が3カドから優勝

宮島・マスターズチャンピオン

2026年4月27日18:00公開

第27回マスターズチャンピオンで優勝し、ポーズをとる白井英治=ボートレース宮島
第27回マスターズチャンピオンで優勝し、ポーズをとる白井英治=ボートレース宮島

広島県・宮島ボートのプレミアムG1「第27回マスターズチャンピオン」は26日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3コースカドに持ち込んだ白井英治(49)=山口=が2番差しから先行した石渡鉄兵をBSでとらえて逆転。前走地の桐生70周年に続く通算15回目のG1優勝を飾るとともに、今年の獲得賞金額を2位にまでランクアップさせた。2着には2マークで差した杉山正樹が入り、石渡は3着に終わった。

コンマ02のフルショット

デビュー初1着の宮島で、欲しかったタイトルを手に入れた。準優で有力なV候補だった池田浩二をまくり一撃で打ち砕いた白井が、ファイナルの大一番も同じく3コースカドを選択。特訓ではスロー進入だったが「雨のせいで起こしが鈍い」と直前に決断。「3コースカドを取った時から覚悟していた。僕はレバーを放っていない」。度胸満点のコンマ02のフルショット。「本当に素直にうれしい。体が勝手に反応した。今日の足なら(差しが)届くと思った」。内に抵抗され2番差しとなったが、パワーと執念で頂点に立った。

師匠の今村豊さんが過去に3度制しているこの大会。「驚いていると思う。僕から電話をすることはない。待ちます」。ここまでに成長する礎を築いてくれた恩人とのうれしい会話を心待ちにする。「西島(義則)さん、今垣(光太郎)さん、松井(繁)さん、自分がデビューした頃から稼いでいる選手で憧れでした」。その集まりの中で勝ち取った栄冠だけに喜びも倍増する。

前走の桐生周年に続いてのG1連続Vを達成。賞金ランクも2位にまで押し上げた。「ペラもいい方向に行っている。ターンも昔の切れが戻っている」。エンジン出し、レース内容に、かつての自信がよみがえりレースを楽しんでいる。「賞金王を取って意気込みが消えていたけど、少しずつ自分の中で気分が高まってきた」。牙を取り戻し、覚醒したホワイトシャークの今後の活躍が楽しみだ。

白井英治(しらい・えいじ) 1976年10月15日生まれの49歳。173センチ、52キロ。血液型はO。山口県美祢市出身。県立美祢工業高等学校卒。選手養成80期生、山口支部所属。同期には平田忠則、重成一人、香川素子らがいる。97年5月・下関でデビュー(6着)。99年1月・蒲郡で初優勝。SGは01年・オーシャンカップ(尼崎)で初出場。14年・メモリアル(若松)で初優勝。ほか22年グランプリ(大村)などビッグ4V。26年マスターズチャンピオン(宮島)などG115V。SG、G1を含む通算優勝は124回。

 瓜生「握ってしまった」

優勝戦の1号艇ながら4着に敗れた瓜生正義は「Sで前に行かれたので1マークは握ってしまった」と自身も09のSを決めながら、外にそれ以上の鋭い攻めを打たれた。「掛かる予定だったんですけど、流れたのは自分の技量不足でした」。最も大切な瞬間に思い通りのターンができなかったことを悔やんだ。それでも「エンジンは良くて、勝てないとか、そういう足ではなかった」と1節間、苦楽を共にした67号機に感謝の言葉を口にした。

【選手の話】

杉山正樹(2着)Sは放りました。今日はいい足をしていた。いいエンジンでした。また頑張ります。

石渡鉄兵(3着)いい夢を見られました。足はめちゃくちゃ良かった。質のいいSが行けなかった。悔いはないです。

菊地孝平(5着)白井さんがうますぎて差し場がなくなった。足は良かったと思う。

益田啓司(6着)Sから何もできなかったですね。もっと回転を上げていけばよかったかな。優勝戦のメンバーに入ると見劣りしました。

 

売り上げ目標をクリア プレミアムG1「第27回マスターズチャンピオン」を開催した宮島ボートは、6日間で86億3811万1200円を売り上げ、目標額とした85億円を上回った。

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