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結果

上野真之介、悲願のG1初優勝

福岡・チャンピオンカップ

2026年4月17日18:00公開

イン速攻でG1初Vを果たした上野真之介
イン速攻でG1初Vを果たした上野真之介

福岡ボートのG1「福岡チャンピオンカップ開設73周年記念競走」は最終日の16日、12Rで優勝戦が行われた。シリーズリーダーで1号艇の上野真之介(38)=佐賀=がインからコンマ14のSを決め、逃げて勝利。デビュー18年目、G1通算13回目の優出で、悲願の初優勝を果たした。優勝賞金1200万円を獲得するとともに、来年3月の地元・からつSGクラシックの出場権も手に入れた。2着には地元の仲谷颯仁、3着には重木輝彦が入った。

「全然眠れなかった」

たまっていた思いを、その瞬間にぶつけた。3周2Mを回りゴールを駆け抜けると、上野は右手を天に何度も突き上た。「やりました。最後はガッツポーズをしたいと考えていた」。初タイトルを全身で喜んだ。

言いようのない緊張に襲われた。「ピット離れでズッて負ける夢も見て昨夜も全然眠れなかった」。目が覚めたのは午前3時45分。それから眠れぬ夜を過ごし、大一番を迎えたが、博多特有のうねりが試練だった。「でも先輩、後輩がいっぱいアドバイスをくれた」。カドから伸びてきた栗城を3コース山田が止めたのを見ながらイン先マイを決めると一気に突き放した。

これまでにSG2優出、G1・12優出。タイトルに近い位置にいながら手が届かなかった。おととし12月の三国周年では1号艇ながらF艇にまくられ準V。その間に弟子の末永がG1、SGで優勝したが、焦る気持ちはなかったという。

「自分はそんな選手だと思っていないから。和也はデビューした時からそういう選手だと思っていたし、普段でも自分がというより和也に合ったペラをと考えていた」。後輩思いで控え目な性格。しかし、今節は中盤に珍しく「主役になりたい」と欲を前面に出した。

この優勝で7月のオーシャンカップ出場を当確とし、来年3月の地元からつのクラシック出場権と2つのSG切符を手にした。しかし、あくまでもマイペースを貫く。「昔から先の不安、過去の後悔はしない。今だけに集中したい」。淡々と一歩ずつ着実に前に進んでいく。

(大久保晋)

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