中スポ・ボートレース予想

結果

宮地元輝が4回目G1制覇

津・ダイヤモンドカップ

2026年4月8日18:00公開

4回目のG1Vを達成した宮地元輝
4回目のG1Vを達成した宮地元輝

津ボートのG1「津ダイヤモンドカップ」(優勝賞金1100万円)は7日、最終日の12Rで優勝戦が行われた。強風のため周回短縮の2周戦、予備ピット、安定板装着となったが、4カドに引いた宮地元輝(39)=佐賀=が豪快にまくりV。通算4回目のG1制覇とし、来年3月の地元からつ開催のSGクラシック出場権を手中、そして今年7月のびわこオーシャンカップも出場が濃厚となった。長田頼宗が2着へ。3着は西岡顕心が入り、一番人気の新田雄史が5着に敗れる大波乱の決着となった。

早いか。でも、ここで引いたら男じゃない。逆巻く波の向こう側のスリット目がけ、宮地はさらにレバーを握り締めた。6メートルの向かい風の中で放ったコンマ06のトップS。その先に待っていたのは願ってもない中へこみの展開だった。4カドから一気に3艇をのみ込んでBSへ。あとは後続艇を従えながらの一人旅だ。

「舟足というか、完全にスタート勝ちです」。勝負度胸なら誰にも負けない。宮地の魅力がこれでもかと詰まったレースだった。

度胸だけではない。「もうひと足と思って調整したけど、あまりにもシケすぎたのでペラで乗りやすくした」。水面状況を見極め、直前に最後の調整。豪胆さとともに冷静さも光った。

この優勝で賞金を1100万円上積みし、同ランキング11位へと躍進。さらには7月にびわこで行われるSGオーシャンカップ出場を確実とし、来年3月に地元からつで行われるSG「ボートレースクラシック」の出場権まで手中に収めた。「何よりクラシックの権利が取りたかった。グランプリも大村ですからね、今年は。(賞金)上位の方で行って、いい成績を残したい」。シケ…。「時化」と書く。最後のペラ調整に費やした数分間の時が、あふれんばかりの夢と希望に化けた。

(松下雄一郎)

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