中スポ・ボートレース予想

結果

鎌倉涼が2M逆転優勝

鳴門・スピードクイーンメモリアル

2026年3月2日18:00公開

第2回スピードクイーンメモリアルを優勝し、ガッツポーズする鎌倉涼=ボートレース鳴門で
第2回スピードクイーンメモリアルを優勝し、ガッツポーズする鎌倉涼=ボートレース鳴門で

徳島県・鳴門ボートのプレミアムG1「第2回スピードクイーンメモリアル」は1日、12Rで優勝戦が行われ、2号艇の鎌倉涼(36)=大阪=が1周バック3番手から2Mで先行争いした1号艇の前田紗希と4号艇の遠藤エミの内を鋭く差して逆転。「抜き」で勝利し、女子PG1・3連続Vを飾るとともに、優勝賞金1300万円と来年3月のクラシック(からつ)の出場権を獲得した。2着は前田、3着は遠藤が入った。

女子ビッグ3レースを連続V

これが女王の貫禄だ。先制を許しても慌てず騒がず冷静に前を追った鎌倉が、劇的な逆転勝利で女子ビッグ3連続Vの偉業を成し遂げた。

昨年のレディースチャンピオン(浜名湖)、年末のクイーンズクライマックス(大村)と夏冬のG1連続Vで女子ナンバーワンに輝くと、2代目スピードクイーンの称号を懸けたこの大会も見事に勝ち上がり「びっくりしてます。自分が一番びっくりしています。怖すぎます」。初春も頂点を極めた最高の流れに、驚くばかりだった。

勝敗を決めたのは1周2Mの攻防。先頭争いをしながら先に回った前田紗、遠藤の内を狙い澄ました差しハンドル。2周ホームを先頭で駆け抜けると「2周1マークを回って自分が失敗しなければ大丈夫かな」と勝利を確信した瞬間を振り返った。

くしくも1日の優勝戦は夫で現役ボートレーサーの深谷知博との結婚記念日だった。「忘れることはないし覚えやすいから良かったです」と笑う。とにかく強さが際立つ現状だが「何も気持ちは変わらない。しっかりレースするだけです。応援してくれる家族、ファンのみなさんにしっかり恩返したい」と周囲への感謝を忘れない。

2026年の女子3大PG1の開幕戦を制したヒロインは次なる目標に気持ちを切り替える。次戦は10日からの徳山G3オールレディース、そして24日から今年最初のSG、蒲郡クラシックに参戦。「しっかりエンジンを出してチャレンジャーとして頑張りたい」。最速女王の称号を胸に、強豪男子を相手に一歩も引くつもりはない。

自分のターンができなかった

夢に届かず。優勝戦1号艇を手にしてPG1初制覇を狙った前田紗希だったが、無念の2着に敗れた。「Sは決まったけど、自分のターンができなかった。悪い癖ですよね」と反省の弁。

とはいえ、初の主要レース優勝戦で一番人気に推された重圧は計り知れなかった。前日は睡眠もなかなか取れなかったともいう。「ふわふわしていたし、調整もやり過ぎていたかも」と万全を期すあまり平常心の調整ができなかったか。それでも次に期待感を抱かせた今節だった。この敗れた経験はきっとつながるはずだ。

【選手の話】

遠藤エミ(3着)バックの伸びは良かった。もうすこしBS掛かっていれば抵抗もできたがあれ以上は。仕方がない。

小野生奈(4着)気温が下がらず回転を抑え過ぎたかも。重さがあった。でも自分の中では今節で一番良くなっていた。

渡辺優美(5着)回転が結構上がっていたので、もうちょっとやれることはあったかなと思う。

今井裕梨(6着)Sは行けると思ったけど、F1本持ちじゃ無理。F持ってない状態でいきたかった。初めてG1の優勝戦に乗れていい経験ができた。

 

売り上げ目標クリア 第2回スピードクイーンメモリアルを開催した鳴門ボートは、6日間で99億6948万3300円を売り上げ、目標の90億円を突破した。

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