板橋侑我が3度目G1優勝
江戸川・G1江戸川大賞
2026年2月25日18:00公開
東京・江戸川ボートのG1「江戸川大賞開設70周年記念」は24日、最終日12Rで優勝戦が行われ、板橋侑我(29)=静岡=が5コースから鮮やかな全速まくりを決め、2023年11月の鳴門周年以来2年3か月ぶり、通算3度目のG1タイトルを獲得。来年3月のSGクラシック(からつ)の出場権を手中にした。インで残した湯川浩司が2着。稲田浩二が2周1Mで先行する西岡顕心をとらえて3着に入った。
来年のクラシック出場権
こん身のまくりがさく裂した。「伸びた前沢さんを叩くつもりで行った。決め打ち。出足中心に自分好みの仕上がりだったし、魂を込めて行った」と板橋。内の4人とは、ほぼ互角のスリット隊形。湯川の逃げ決着に見えた直後、その外をスピードに乗った黄色いカポックが駆け抜けた。「江戸川は体力を使うので昨日(23日)ゆっくり休めたのが良かった」。準優は1号艇で不覚を取り戴冠への道のりを厳しくしたものの、中止順延が心の疲れも癒やしてくれ、最後は魅せて勝った。
「じいちゃんも喜んでくれていると思う。線香をあげに行きます」。かわいがってくれた祖父の一周忌と重なるシリーズで「見えないパワーを感じた」と一人で勝ち取ったタイトルではないことも強調する。
最大の目標に挙げていたオーシャンC(びわこ)出場へ大きく前進。地元の浜名湖で行われるオールスターも「施行者推薦されないかな」と気持ちは上の舞台へ移っていく。「年末はグランプリシリーズ以上。賞金王の世界も見てみたい」。20代ラストイヤーにでっかい夢を持った板橋が、さらに進化を遂げていく。
(岡本俊紀)