前田滉が地元で初優勝
蒲郡・中スポ杯新春特別覇者決定戦
2026年1月5日18:00公開
蒲郡ボートの中日スポーツ杯争奪「新春特別覇者決定戦」は4日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の前田滉(25)=愛知=がコンマ15の的確なスタートを決めて逃げ切り、2018年11月デビュー以来、地元蒲郡で初優勝。通算では昨年11月の若松一般競走に続く13回目の優勝を飾った。2着は4カドからコンマ13のトップスタートで襲いかかった磯部誠、3着は中村泰平が入った。
飛躍の去年、前途洋々の新年
前途洋々と、希望が膨らむ愛知のニュースターが蒲郡で待望の初Vだ。昨年9月ヤングダービー(PG1・宮島)を制し、全国に名前を売った前田滉が4カドからまくってきた磯部誠を退け、地元の蒲郡で初めて歓喜の美酒を浴びた。しかも4着には平本真之と歴戦のSGウイナー2人を破ったのだから価値もある。
「(兄の)篤哉のアドバイスできょうが一番足はしっくりきていた。一瞬、磯部さんが見えたけど、あのターンなら絶対差されない。それぐらいの仕上がりでした」と声も弾む。
ボートレース界で兄弟、姉妹のレーサーは多いが、3兄弟(4歳上の兄が篤哉、双子の兄が翔)となるとまれ。しかも3人ともにA1級で活躍しているのだからすごい。昨年はヤングダービーに勝ち、暮れにはグランプリシリーズでSG舞台も経験した。そして3月にはこの蒲郡でSGクラシックに出場する。
「自分が思っていた以上に成長できた。ここで終わることなく、次のステップへ行けるように。もっとSGを走りたい。最高に弾みが付く優勝です」
これからも3兄弟で切磋琢磨(せっさたくま)し、さらなる高みを目指していく。
(竹尾和久)