末永和也が3回目G1優勝
常滑・トコタンキング決定戦
2025年12月10日18:00公開
とこなめボートの開設72周年記念G1「トコタンキング決定戦」は9日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、4号艇の末永和也(26)=佐賀=がコンマ09のSからまくり快勝。優勝賞金1200万円を獲得するとともに通算3回目のG1優勝を飾った。2着は1号艇の菊地孝平、3着は5号艇の茅原悠紀が入った。
末永が絶好カド4コースから一気の先制攻撃を決めた。「向かい風が強くなってダッシュの風になり、今節の中では(一番の)質のいいSが行けた」。風速5メートルのホーム向かい風は勝機を拡大するプラス材料になったが、そのチャンスを逃さずものにした。
戦前は想定外だった4カドまくり。「菊地さんをまくれるとは思わなかったし誰も予想しなかったと思う」と振り返る。それでも舟足は「準優よりも伸びは付いていた。仕上がっていました」と序盤から手応え十分だった機力はベストの状態に達し、勝つための条件は十分にそろっていた。
「(今年は)最初にからつの記念を勝てていい流れになった」と、3月に2回目のG1優勝を飾った2025年。1月のからつルーキーシリーズも制して地元記念制覇から波に乗った。その後は一般競走を3回優勝し、10月の津ダービーで待望のSG初制覇も達成。今回の勝ち上がりで、今年の優勝回数は7回に伸ばした。
絶好の流れを得て次は初のグランプリ(住之江)へ。「未知の世界。自分のやれることやって、それが結果につながればいい。悔いのないレースがしたい」とチャレンジャー精神で大舞台に臨む。11月末までの獲得賞金5位でトライアル2ndからの登場。「抽選器の回し方を変えてから(運が)いいんですよね」とうれしそうに話す。佐賀のシンデレラボーイが目に見えない力も味方に、グランプリでも大仕事を成し遂げてみせる。
(横山佳彦)
売り上げ目標突破 とこなめボートは最終日の9日、13億3824万200円を売り上げ、節間の総売り上げが71億1779万900円となり、目標の65億円を大きく上回った。