平本真之が2度目の優勝
蒲郡・竹島特別
2025年10月11日12:00公開
蒲郡ボートの開設70周年記念競走「G1オールジャパン竹島特別」は10日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、平本真之(41)=愛知=がイン速攻を決めて、66周年以来となる当地記念2回目のVを飾った。通算では41回目の優勝となり、来年3月に当地で開催されるSGボートレースクラシックの出場権も獲得した。2着は深谷知博、3着は末永和也が入った。
地元クラシック出場権を確保
危なかった。2コースから差した深谷の船首が掛かった。それでも平本は抑え込み2マークを先制。道中も深谷が追い詰めるが、平本の優勝にかける熱い思いが王道Vの扉をこじ開けた。先頭でゴールを駆け抜け、ピットに引き揚げると「良かった。ホッとしました」とようやく肩の荷を下ろした。
決して楽なシリーズではなかった。初戦こそ1着だったが、それから2、3着と勝てないレースが続いて「悪い足ではなかったけど…」と気持ちが切れそうな時もあった。
それでも耐えに耐えて、整備とレースに集中。大崩れなく予選トップを勝ち取ったが、準優は井口のピット離れに翻弄(ほんろう)された。なんとかインを守り切って、優勝に道筋を付けた。それもこれも、来年3月、地元で開催されるボートレースクラシックに出場するという信念があったからだ。
「結果がほしかったし、気持ちが入ってました。メモリアルも蒲郡から代表で選んでもらったのに成績が良くなかったので、これで少しは恩返しができたのかな」。この優勝で年末のグランプリ出場の扉も開きかけてきた。
「賞金のことは考えてなかった。蒲郡を含めて、あと3つしか記念が走れず、チャンスをものにできたことがすごくうれしい」。もうひとつリズムに乗れないでいた今年だったが、地元水面が復活のきっかけを作ってくれた。地元ビッグレースに向けて、スパートをかける。
(外山謙一)