谷野錬志が通算37回目の優勝
浜名湖・黒潮杯
2025年8月21日12:00公開
浜名湖ボートの中日スポーツ後援「湖西市長杯争奪戦・黒潮杯」の優勝戦が20日、12Rで行われ、谷野錬志(40)=静岡=がインからコンマ06のSを決めて1Mを先制。3コースから板橋侑我がまくり差してBSで詰め寄ってきたが、2Mを全速ターンで決着をつけて先頭でゴール。昨年に続く黒潮杯連覇を決めた。谷野は今年4回目、浜名湖は8回目、通算では37回目の優勝。2着は2Mで内を突いた深谷知博が入り、坪井康晴が3着に追い上げた。
向かい風が強く、1Rから安定板を装着し5Rから2周に周回が短縮されて行われた優勝戦。「行くしかないと思って行きました」とコンマ06のSを放った谷野。ここまでは良かったが「我慢できずに早めにハンドルを切ってしまった」と旋回時1Mに寄りすぎてターンが膨れる。その隙を板橋がまくり差すと谷野に舟を並びかける。
BSの伸び比べは谷野がややリード。2M、互いに譲らず、ほぼ同体で突っ込んだが、波を恐れぬ谷野の全速ターンが決まって板橋を沈め、先頭に躍り出た。
「ちょっと強引でしたかね。ターンの立ち上がりが良かった」と振り返った谷野。昨年は予選18位からの優勝だったが、今年は予選トップ通過からの王道V。シリーズを通して抜群の安定感を披露して優勝戦も力でねじ伏せた。
これで今年は4V。それも7、8月の2カ月での固め勝ち。今期に入ってからはまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。「ここまでとんとん拍子にいくと、今度もいくしかないと思います」と次走の住之江も優勝あるのみ。そして、その先にはSG出場の高みが見えてくる。
「新エンジンとの相性がいいのかな。B1級になってリラックスしてるのか、調子がいい」
フライング禍もあって今期はB1級に身を置くが、5月からの来期適用勝率は7・53。最強のB1級選手として9月もVロードを突っ走る。
(外山謙一)