大上卓人がG1初制覇
三国・北陸艇王決戦
2025年8月6日18:00公開
三国ボートの開設72周年記念「G1北陸艇王決戦」は最終日の5日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の大上卓人(34)=広島=がインからコンマ05のSを決めて他艇を寄せ付けず、1周1M先に回って快勝し、デビュー14年目で悲願のG1初制覇を果たした。2コースから差した中田竜太が2着に続き、6コースから最内を差し伸びた佐藤隆太郎が3着に入った。
真夏の三国でニューヒーローが誕生した。大上がうれしいG1初優勝を果たした。
予想外の進入になった。展示では123・456の枠なりだったが、本番ではピット離れで遅れた3号艇の佐藤が6コース回りとなるオールスローに。だが大上は慌てることなく「自分を信じてできること」に全集中。全艇がコンマゼロ台のS踏み込む激しいスリット合戦となったが、インからコンマ05の負けないSを決め、一気に1マークを先に回って後続を引き離した。
「G1タイトルを取るまで長かったけど、ようやく結果が出て良かった」と大上はほっとした表情を見せた。前節の徳山オーシャンカップでいいエンジンを引きながら結果を残せず落ち込でいたところ、師匠の西野翔太に「おまえはグレードレースになると力が入り過ぎている。自分をもっと信じろ」とアドバイスを受けたことが、今節の躍進につながった。
「これで満足することなく、もっと上の舞台を目指していきたい」。次はSGでの活躍を誓った。
(瀬川剛司)