佐藤隆太郎がSG連続優勝
丸亀・オールスター
2025年6月3日0:00公開
香川県・まるがめボートのナイターSG「第52回ボートレースオールスター」は最終日の1日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の佐藤隆太郎(31)=東京=がトップSから堂々の逃げ切りで、3月クラシックからSG連続優勝を果たした。オールスター終了時点で獲得賞金1億円突破は1995年の服部幸男、2004年の今村豊(引退)に次ぐ3人目の快挙となった。2着に3号艇の峰竜太、3着に2号艇の茅原悠紀が入った。
SG初Vから連続Vは史上3人目
2カ月前はダークホースとして佐藤は無我夢中で駆け抜けた。だが今回は違う。クラシック覇者という金看板が見えない重圧をかけ、それに耐え抜いて得た勝利。リアルな強さを満場に知らしめた。
「初日に周囲に足を見せつけたかった。1走目にいい勝ち方ができて、その時から優勝を意識した」。見せつけたかったというほどの強力パワー。47号機という怪物エンジンが大きな後ろ盾となり、6日間彼を支えてくれた。「1Mを回った瞬間に大丈夫だなと思えた」と、あとは47号機に感謝の言葉をかけながら周回を楽しむだけだった。
獲得賞金は早くも1億円を突破。SG初Vからの2大会連続Vとなると史上3人目の大仕事だ。「これでグランプリを目指しやすくなった」。周囲から見れば、グランプリ出場は確定的。それでも言葉を慎重に選ぶ。油断はしない。フライング罰則の厳しいご時世にあって、いつ足をすくわれるか。自分の立ち位置をしっかりと見据え、一歩ずつ年末へ進むのみだ。
2025年シーズンはこの男を中心に動き始めている。次のSGは地元関東圏の戸田グランドチャンピオン。野中和夫(引退)、西島義則が記録したSG3連覇の偉業へ、突き進む夏が始まった。
(高橋亮考)
1M握るも届かず 峰竜太
コンマ16のSで1M握って回った峰竜太だったが、インから快速を飛ばして逃げる佐藤隆太郎には届かず2着まで。「完璧に(佐藤)隆太郎のペースでしたね。ただただ隆太郎が強かった」と真っ先に勝者をたたえた。
展示タイムは佐藤よりも良く、「仕上がりが完璧だった。スタートもよく行けたし、そこは評価したい」と自分のやるべきことを全てできたことを満足げに話す。2023年ダービー(蒲郡)以来のSG制覇はならなかったが「SGは楽しいと思ったし、また優勝戦をいっぱい走りたい」と目を輝かせ、次のステージに視線を向けた。
【戦い終わって】
茅原悠紀(3着) 水面が良過ぎて差せなかった。(佐藤)隆太郎もうまく回ったし完敗です。
桐生順平(4着) 仕上がりは優勝戦が一番良かったけど、みんな強いですね。次の地元SG?深く考えずに行く。
篠崎元志(5着) いい状態で優勝戦へ挑めたと思う。バランスが取れていたし、全く問題なかった。
磯部誠(6着) 敗因はスタートだった。エンジン的にはこんなもんかな。そんな遜色なかったと思う。
売り上げ目標を大幅クリア まるがめボートの第52回ボートレースオールスターは6日間で203億6040万6600円(返還額3億5824万3600円)を売り上げ、目標額の180億円を大幅に上回った。