中スポ・ボートレース予想

結果

平高奈菜が初代女王

浜名湖・スピードクイーンメモリアル

2025年2月25日6:00公開

トロフィーを手にする平高奈菜
トロフィーを手にする平高奈菜

静岡県・浜名湖ボートの新設プレミアムG1「第1回スピードクイーンメモリアル」は最終日の24日、12Rで優勝戦が行われ、平高奈菜(37、香川)がインからコンマゼロ台のSを決め、1マークを先制すると、そのまま独走態勢に持ち込んで優勝した。2020年の浜名湖・クイーンズクライマックス以来、5年ぶり2回目のG1タイトルを勝ち取った。通算優勝は35回目。この優勝で、26年のBBCトーナメント(尼崎)とボートレースクラシック(蒲郡)の出場権利を獲得した。2着に山川美由紀、3着に川野芽唯が入った。

優勝戦1号艇で三度目の正直

平高が初代最速女王の称号を手に入れた。「初代はラッキー。でもこけるので大事に回るタイプ。上がりタイムは良くないです」と笑った。確かに今節、5回の1着での最高タイムは1分48秒8で、ベスト10にも入ってない。果敢に攻めるのがレーススタイルだが、転覆しては元も子もない。「ファンの期待も大事にしたいです」と大事に乗って栄冠を勝ち取った。

優勝戦は緊張感に包まれた。レディースクライマックスで過去2回、優勝戦1号艇で勝てなかった記憶がよみがえる。「3回目はないなと思ってました。1回、2回ならメンタル面とかあると思うけど、3回負けたら、鉄の女でも立ち直れない」と負けられない気迫でレースに臨んだ。

「風が強かったけど、Sをきっちり入れられたことは褒めてやりたい。ゴールを切った時は頭が真っ白になって実感がなかった。勝ててほっとしました」

この数年、事故もあってA2級に落ちる屈辱も味わったが、この優勝で流れも変わってきそう。「まだ本調子には戻ってないけど、びびらずターンできるようになればいいですね。優勝回数を増やしていきたい」と前を向く。

新設プレミアムG1の初代最速女王に輝いて優勝賞金1300万円を獲得。今年の序盤戦をリードした。「年末のことは何も考えてませんが、SGとか、できることなら帰りたい」と高いステージを見据える。3年前にはSGオールスターでベスト6入りを果たした実力の持ち主だ。初代女王の勲章を胸にさらなる高みを目指す。

(外山謙一)

平高奈菜(ひらたか・なな) 1987年7月7日生まれの37歳。160センチ、46キロ。血液型はB。松山市出身。県立松山北高校卒業。選手養成100期生。香川支部。同期には秦英悟、川野芽唯、桐生順平、宮地元輝、和田兼輔、鎌倉涼らがいる。2007年5月・まるがめでデビュー(選外失格)。同年9月・鳴門で初勝利。10年9月・津で初優勝。G1は10年四国地区選(まるがめ)、SGは11年オールスター(尼崎)で初出場。G1優勝は20年クイーンズクライマックス(浜名湖)、25年スピードクイーンメモリアル(同)。通算優勝は35回。

全速戦で挑み転覆 川井萌

地元から唯一の優出だった2号艇の川井萌は、山川美由紀と2着争いを展開していた2周2Mで勢い余って転覆した。初のG1優勝戦は苦い結果に終わり、「買ってくれたお客さんに申し訳ない。すみませんでした」と平謝り。ただ、第一人者の山川を相手に臆することなく全速戦で挑んだ姿勢は光った。1周1Mの攻めも「握っていくと決めていた」という意表のツケマイ策。若さあふれる好レースを見せた。夏にはまた浜名湖でプレミアムG1レディースチャンピオンが開催される。「そこでは頑張りたい」と今回以上の活躍を誓った。

戦い終わって

山川美由紀(2着)仕上がりは良かったと思う。乗り心地が良かった。スタートもいいのが行けました。

川野芽唯(3着)リングを換えて足の状態は悪くなかった。1Mが失敗。うまく旋回ができなかった。(同期の)平高選手、おめでとうございます。私も頑張ります。(節間最速タイムも)もっといいタイムが出るように頑張ります。

岩崎芳美(4着)精いっぱい頑張りました。Sもターンも全速。やっぱりこういう大きい舞台はいいね。推薦してくれた鳴門の施行者さんに感謝です。(大きな舞台で)娘(樫葉新心)と一緒に走れたらいいな。

海野ゆかり(5着)優勝戦は回転が上がり過ぎていた。波も立つ中で、とにかく回り過ぎだった。

ボートレース関連ニュース