河合佑樹選手ら3氏表彰
第48回中日スポーツ賞
2025年2月23日6:00公開
2024年に中部地区の公営競技(競輪、ボートレース、公営競馬、オートレース)で活躍した選手、騎手、調教師らをたたえる「第48回中日スポーツ賞」の表彰式が中日新聞社、名古屋競輪場、岐阜県・笠松競馬場で行われた。もっとも顕著な活躍をした選手が対象となる中日スポーツ賞はボートレースの河合佑樹選手(37、静岡)が初受賞。記録達成や業界への貢献度が評価される特別賞は競輪の纐纈洸翔選手(22、愛知)、公営競馬の渡辺竜也騎手(24、笠松)がそれぞれ初受賞した。
静岡支部から9人目
グレーのスーツに身を包んだ河合は、中日新聞本社での表彰式の壇上でこう胸を張った。
「まさか自分がこういった名誉ある賞を取れるとは思っていませんでした。これまで静岡支部の先輩たちが8人取っていたというこで続くことができたのは、本当にうれしいです。今後はこの賞に恥じないように頑張っていきます」
第3回の柴田稔さんから始まって石塚憲明さん、松野寛さん(すべて引退)、そして現役では服部幸男、笠原亮、坪井康晴、菊地孝平、深谷知博と並ぶ静岡支部の系譜。その一角に加わったことを誇らしく感じ取っている。
昨年は間違いなく自己最高のシーズンだった。デビュー16年6カ月、11月のチャレンジカップ(下関)でSG初制覇。師匠でもある坪井との熾烈(しれつ)な予選トップ争いに競り勝ち、ビッグタイトルを射止めた。その直後の12月には、鳴門周年で自身2度目のG1優勝。グランプリに初出場を果たし、年間獲得賞金は1億円を超えた。
晴れてSGホルダーとなり、今年は周囲の見る目も当然変わってくる。記念戦線で戦う機会が増える上、注目度が高まるなか、どう結果を出していくか。
「SGを走るチャンスは去年以上にあると思う。その中でしっかり成績を残さないといけない。特にグランプリは、あっという間に終わってしまった(2走だけで敗退)。もう一度、あの舞台で走りたい。それに去年は最後の1カ月だけがすごかった。1年間トータルで活躍して、またこの賞を狙いたいです」
過去2年連続で中日スポーツ賞を獲得したのは柴田さん(3、4回)、大嶋一也さん(22、23回)、井口(31、32回)の3人だけ。真価が問われる新シーズンに河合は、さらなる一流レーサーへの道を駆け上がっていく。
河合佑樹(かわい・ゆうき) 1987年3月14日生まれ、静岡県浜松市出身の37歳。164センチ、52キロ。血液型はA。選手養成102期。静岡支部所属。08年5月に浜名湖でデビュー。初優勝は12年6月のG3中日カップ。昨年11月のチャレンジカップ(下関)でSG初優勝。G1優勝は22年1月の尼崎周年など2勝。通算優勝32回、通算獲得賞金は5億2622万5903円。同期は遠藤エミ、前田将太、山田康二、塩田北斗ら。師匠は坪井康晴。