中スポ・ボートレース予想

結果

3号艇の桐生順平が優勝

戸田・ボートレースダービー

2024年10月28日6:00公開

優勝戦の1周目2マークを先頭で回る❸桐生順平=ボートレース戸田
優勝戦の1周目2マークを先頭で回る❸桐生順平=ボートレース戸田

埼玉県・戸田ボートのSG「第71回ボートレースダービー」は27日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の桐生順平(38、埼玉)が3コースからコンマ16のSでまくりを決め、2017年・第32回グランプリ以来となるSG通算4回目の優勝。賞金4200万円を獲得して、同ランクはレース直前の13位から2位に浮上した。

2着は佐藤翼で地元埼玉支部のワンツー、3着には毒島誠が入り、1号艇で人気を集めた峰竜太は4着に敗れた。

払戻金は2連単が❸❺で7130円、3連単は❸❺❷で4万8420円だった。

「イチかバチか」強烈ターン

ツケマイが決まった瞬間、この日一番の歓声が沸き上がった。戸田を舞台に行われたボートレースダービーで、地元のエース・桐生が3コースから強烈ターンを決めたのだから、それも当然だ。「イチかバチかだった。優勝をするならどうするかを考えて、全速しかないと思っていた。完璧だったと思います」とイメージ通りのターンで圧勝。勝者は満ち足りた表情でレースを振り返った。

第71回ボートレースダービーで優勝した桐生順平(中央)と2着の佐藤翼(左)、3着の毒島誠
第71回ボートレースダービーで優勝した桐生順平(中央)と2着の佐藤翼(左)、3着の毒島誠

優勝戦当日の朝、桐生は大幅なペラのモデルチェンジを敢行した。「我慢していたんですけど勝っても負けても後悔しそうだったので悔いがないようにやろうと思った」。結果的にこれが大正解だった。ギアケースを換えたこともプラスに働いたが、「乗ってる感じがだいぶ良かった。体感が良くなっていた。あのターンができたことが全てだったと思います」。1Mは峰の抵抗を全速ターンでかわし、ゴール前ではガッツポーズも披露。「(舟券を)外している人ばかりだったと思うけど、応援してくれているファンの姿もあったので」と地元ファンに勝利の姿を届けた。

今年4月の児島72周年記念の準優でFを切り、6月の蒲郡69周年記念以降は一般競走とSGにしか出られなくなった。年末の大一番への道は険しくなったかにみえたが、今回の優勝で賞金ランキングは2位まで浮上。グランプリ出場はほぼ当確となった。

「もう一度、どうしてもグランプリを取ってみたいですね」。頂点に立った17年以来のグランプリ制覇に向けて、桐生の言葉に力が入った。

桐生順平(きりゅう・じゅんぺい) 1986(昭和61)年10月7日生まれの38歳。162センチ、52キロ。血液型はAB。福島県出身。学校法人石川高等学校卒業。選手養成100期生、埼玉支部所属。同期には秦英悟、中田元泰、宮地元輝、青木玄太、川野芽唯らがいる。07年5月・戸田でデビュー(3着)。11年8月・戸田で初優勝。11年・オールスター(尼崎)でSG初出場。15年・クラシック(尼崎)でSG初優勝。24年・ダービー(戸田)を含むSG4冠。G118Vを含む通算優勝は59回。

峰は連覇ならず「桐生君に完敗」

1号艇で臨んだ峰竜太は、桐生順平のツケマイにのみ込まれ4着。大会連覇の夢は断たれた。レース後には「展示が全然乗れなくて、本番は丁寧に行ったら掛かり過ぎて抵抗できなかった。仕上がりは100点だったけど…」と肩を落とした。

それでも「SG(優勝戦)1号艇に乗れてまだまだ自分はできると思った」と今年SG初優出に自身の強さを再認識。「今節の桐生君に完敗でした。強い!」と勝者をたたえながらも「この悔しさはグランプリに」。年末でのリベンジに闘志を燃やした。

戦い終わって

佐藤 翼(2着) 桐生さんとワンツーできたのはうれしい。優勝できなかったのは今の自分の実力。

毒島 誠(3着) 1Mはハンドルを切れなかった。足は仕上がっていた。桐生選手がうまかった。

関 浩哉(5着) ターンマークを回れなかった。足は回転だけ合わせていってすごく良かった。

馬場貴也(6着) ちょっと調整がずれていた。優勝戦メンバーは仕上がりがすごい。足が見劣りました。

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