3号艇山口剛がG1通算11勝目
多摩川G1ウェイキーカップ
2023年10月21日6:00公開
多摩川ボートの開設69周年記念G1「ウェイキーカップ」は20日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の山口剛(41、広島)が3コースからコンマ10のSでまくり差しを決め、9月の桐生67周年以来となるG1通算11回目の優勝。賞金1100万円を獲得して、同ランクは13位に浮上した。2着は1号艇で人気を集めた池田浩二、3着には中田竜太が入った。
「あんな思った通りになるとは」
山口の代名詞とも言える3コースまくり差しが再びさく裂した。9月の桐生67周年同様のまくり差しで、この大会初制覇。「信じられない。決め打ちだったけど、あんな思った通りになるとは思わなかった」と理想的なレース運びで会心の勝利へつなげた。
昨年のグランプリにおけるフライングの罰則で、上半期は主に一般競走回り。グレード戦線に戻ってきたのが6月末。そこから7月にからつG2、9月は桐生、そして今回の優勝と一気に反転攻勢へ。「G1、SGを走れない期間が多かったので走れるようになって全てをぶつけられている」と味わってきた悔しさが今の活躍の原動力だ。
これで賞金ランクは13位に浮上。年末のグランプリを2ndステージから戦えるベスト6が見えてきた。「行けるところまで行ってやります。流れはいい方だし、やれるだけやりたい」。昨年のリベンジを果たすため、山口の逆襲はこれからが本番だ。(白川正樹)