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結果

松井繁がG1通算60勝目

津・ツッキー王座決定戦

2024年9月12日0:00公開

優勝戦でイン速攻で押し切った松井繁=津で
優勝戦でイン速攻で押し切った松井繁=津で

三重県・津ボートの開設72周年記念G1「ツッキー王座決定戦」は11日、12Rで優勝戦が行われた。1番人気に推された松井繁(54、大阪)が、インからコンマ07のSを決めて堂々押し切り、優勝賞金1200万円を獲得。差した松尾充が2周1Mで磯部誠を競り落とし2着、磯部が3着を確保した。なお、宮之原輝紀はフライングを切り、フライング休み終了後の一年間、G1・G2から出場除外のペナルティーが科せられる。

G1は通算60勝目

この男の足跡がボート界の歴史となる。松井は今回の優勝で、41年も前にからつで記録された、松尾泰宏さんの持つ同一レース場周年レース7Vに並んだ。そして54歳10カ月という年齢での周年優勝は、加藤峻二さん、安岐真人さんを抜き、岡本義則さん(岡本さんは55歳以上の時に4回周年V、最高齢時は57歳5か月)の次となる高齢V。勝利を積めばすなわち、すべてが伝説の1ページ。

「7回も津周年を勝つなんてついてますね。出来過ぎです」と笑う。「今節は乗ったことのない形のペラだったけど、前検から良かった。ベースはそのままで少しの調整で最後まで戦った」と、まさに調整力の勝利だった。G1は60回目、通算144回目の優勝は現役最多。「誰か抜いてみろ!」とファンに言葉を投げかけた。自信が満ちあふれる言葉に、衰え無縁の姿がそこにあった。

昨年1月のBBCトーナメント以来となるG1優勝。これで来年3月若松のSGクラシックの出場権も手に入った。「まだそんなことは考えていなかったね。賞金にしてもまだ考えていない」。戦前の16位から暫定13位まで賞金ランクは上がった。意識せずとも意味の大きな勝利を手に、次の徳山G1へ王者が勝負に出る。

(高橋亮考)

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