谷野錬志が県内戦初優勝
浜名湖・中日スポーツ後援黒潮杯
2024年8月16日12:00公開
浜名湖ボートの創刊70周年記念・中日スポーツ後援「湖西市長杯争奪戦黒潮杯」の優勝戦が15日、12Rで行われ、谷野錬志(39、静岡)が先行する服部幸男と笠原亮が2マークで競り合うところを見逃さず最内を差して逆転。2艇抜きを決めて先頭に立つと、そのまま後続を振り切って1着でゴール。うれしい県内戦初優勝を飾った。2着は服部幸男、3着に笠原亮が入って、3連単6、1、2は4万4160円と波乱の幕切れとなった。谷野は今年4V。浜名湖は7回目、通算では33回目の優勝。
予選突破もままならなかった谷野が不屈の闘志で最後は“金メダル”を勝ち取った。シリーズ初戦は6着大敗。「思うように仕上がらない」と序盤は調整に苦しんだ。それでも中間着でしのいで調整を続けた。
流れが変わったのは予選18位でなんとか滑り込んだ準優。「やっと調整が合った」と6枠から2着に追い上げてベスト6入り。
努力を続けた谷野に優勝戦は勝利の女神が寄り添った。ピット離れで山田が遅れ、5コースが手に入った。スリットはコンマ12のトップSだったが、逃げる服部と差した笠原は1マークを回るとはるか前。ところが、この2人が2マークで大競り。外で隙をうかがっていた谷野に絶好の展開が訪れた。最内を差し込んでの2艇抜きを見事に決めた。
「いいSが行けたし、準優よりもさらに舟の返りや道中の足が良かった」とレースを振り返った谷野。「県内戦はいつも勝っている人が決まってる。いままでなかなか勝ち切れなかったので本当に良かった」
レベルの高い静岡県内戦で初優勝を飾って、ひと皮むけそうな気配。これで今年は4V。「あと一つ、二つ勝ちたいし、地元の記念でも頑張りたい」。10月の浜名湖71周年記念ではG1初優勝を目指す。
(外山謙一)