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結果

遠藤エミが大会連覇

福岡・レディースチャンピオン

2024年8月13日12:00公開

遠藤エミ
遠藤エミ

福岡県・福岡ボートのプレミアムG1「第38回レディースチャンピオン」は12日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の遠藤エミ(36、滋賀)がインからコンマ11のSで逃げを決め、大会史上4人目となる連覇を達成。G1は昨年の第37回レディースチャンピオン(津)以来、通算4回目の優勝で賞金1300万円を獲得。女子同ランクはレース直前の2位から浜田亜理沙を抜いてトップに浮上した。2着は渡辺優美、3着には桜本あゆみが入った。

グランプリ出場も視野に

女子ナンバーワンの実力を見せつけた。福岡名物のうねりが出て内有利の水面状況となった最終日。機力も旋回力も屈指の遠藤が絶好枠に陣取ったなら独壇場だった。「レース間特訓でもエンジンは自分が一番出ていた。落ち着いて自分のターンができた」。完璧な逃げで大会3Vを達成だ。

今節の勝因は一にも二にもエンジンパワー。準優の段階で節イチ宣言を出したが「優勝戦は準優よりもさらに良くなっていた。最近の中でも一番出ていた」と、もう一段階引き上げたのであれば、レース前の段階で勝負は決していたと言っても過言ではない。

2022年に女子初のSG制覇という大偉業を成し遂げたが、その後はステップアップした男子相手のG戦線で苦戦続き。勝率は6点台中盤にとどまるほど低迷し「(SGや周年などのG1で)ドリームに選んでもらったのに結果を残せなくて…。チャンスがあったのに、ものにできなかった。力を出せなくて心が折れそうになっていましたね」と、落ち込む期間も少なくはなかった。

ただ、今年はクラシック、オーシャンCとSGで予選を突破。気持ちの面でも前を向き流れも変わった。「SGで予選を突破できたことが自信になった。モチベーションも上がってきたし、もっと頑張りたいと今は思えています」。今回のVで獲得賞金ランクは全体21位まで浮上。2度目のグランプリ出場も視野に入る。「チャンスがあれば。ちゃんと稼いで頑張ります。もっと強くなりたい」。挫折を味わった“最強ヒロイン”は、再び頂点を目指して歩みを進める。

遠藤エミ(えんどう・えみ) 1988年2月19日生まれの36歳。滋賀県出身。154センチ、45キロ。血液型はA。県立八幡商業高等学校卒業。選手養成102期生、滋賀支部所属。同期には小山勉、河合佑樹、桑原悠、山田康二、上野真之介、前田将太、島田賢人、高野哲史、上條嘉嗣らがいる。2008年5月・びわこでデビュー(6着)。12年11月・鳴門で初優勝。G1は17年・Qクライマックス(大村)で初優勝。SGは15年・メモリアル(蒲郡)で初出場。22年・クラシック(大村)で初優勝。Lチャンピオンは3回目の優勝で、G14Vを含む通算優勝は42回。

全速Sも…準V 渡辺優美

地元でG1初制覇を狙った渡辺優美だが準Vまで。インと同体のSで2コース差しを狙ったが、節イチパワーを誇る遠藤エミの隙のない逃げになす術なし。「Sは全速。エンジンは変わらず頑張ってくれていたと思います」と機の素性以上に引き出せたが、上位との差は埋まらなかった。

地元でただ一人ベスト6に勝ち上がり、存在感も示した6日間。「次はもっといいのを引きたい。来年の福岡SG(チャレンジカップ)に出られるかは分からないけどまた頑張ります」と雪辱を誓った。

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