入海馨がG1初優勝
芦屋・全日本王座決定戦
2024年8月7日12:00公開
福岡県・芦屋ボートの開設72周年記念G1「全日本王座決定戦」は最終日の6日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の入海馨(28、岡山)がインからコンマ11のSで逃げを決め、G1通算3回目の優出で初優勝した。賞金1200万円を獲得するとともに、来年3月の若松・クラシック出場権利も手にした。2着は毒島誠、3着は椎名豊だった。
入海馨が悲願のG1初優勝を果たした。ハイレベルメンバーの大会で、しかも優勝戦は峰竜太、椎名豊、毒島誠、池田浩二と2号艇から5号艇までSG覇者のそうそうたるメンバーがずらりと並んだ。
入海は「むちゃくちゃ緊張していたけど、自分は茅原悠紀さんと思い込んで臨んだ」と同支部の先輩になりきり、気持ちを制御した。大外から島村隆幸がコンマ04のトップSで仕掛けてきたが、「舟の向きも良かったので大丈夫と思った」と1Mを先制。「1周2Mはふがいないターンで、毒島さんに追いつかれそうになったけど、2周1Mから落ち着いて回れた」と後続を振り切った。
昨年9月の下関・ヤングダービー優勝戦、1号艇で上條暢嵩にまくられ、3着に屈した。「あのヤングダービーがすべて。あの夜のことは忘れません。あれがあって今の自分がある」。苦い経験を糧にした優勝を振り返り、涙した。
9月には桐生・ヤングダービーに出場する。「タイトルを持ってあそこに行けるのは強み。ここでリベンジは果たしたので、落ち着いて行けそうです」。今大会で成長を遂げた入海の快進撃が始まる。