中日新聞東海本社杯が3日開幕
浜名湖
2024年5月2日0:00公開
浜名湖ボートの「中日新聞東海本社杯」が3日開幕。7日までの5日間シリーズで行われる。2024年後期適用勝率が7.18とメンバー中ナンバーワンのアベレージを誇る丸野一樹(32、滋賀)が優勝候補の筆頭だ。今年はまだ優勝こそないものの、3月に尼崎、住之江とG1でベスト6入りと存在感を発揮。21日からのSGオールスター(多摩川)を控え、リズムアップを図りたい。
丸野一樹、捲土重来を期す
捲土(けんど)重来を期す丸野が、今年2度目の参戦で当地初Vを狙う。前回は1月のG1周年記念。準優3着と優出まであと一歩届かなかった。2年前のSGメモリアル、昨年のG2・MB大賞でも予選突破。出走回数こそ多くないものの、水面相性は決して悪くない。G1優勝6回の実績は出場メンバーで最右翼。エンジン出し、レースセンスと一枚上の存在だ。
独自のトレーニング方法である“マルトレ”を編み出して、天賦の才が一気に覚醒。選手間でも評判になるなど、一大ムーブメントを巻き起こした。2021年にはグランプリのファイナリストに名を連ね、トップレーサーとしての地位を確立しつつある。昨年は優勝2回と一時の勢いこそなくなったが、今年に入り尼崎、住之江のG1で優出。フライング禍に苦しむ中でも、レース内容は確実に良くなっている。
直前の地元びわこでは、初日ドリーム戦でのエンスト失格が響いてまさかの予選落ち。それだけにこの浜名湖では雪辱に燃える思いが強いはず。この後はSGオールスターへ参戦予定。大舞台へ弾みをつけるためにも、逆襲のピンラッシュでV奪取をもくろむ。
山口、滋賀勢が強力布陣
G16冠の丸野は今年、尼崎と住之江の周年記念でベスト6入り。一時の低迷からは完全に抜け出しており、ここに入れば格上的な存在だ。
山口支部勢が原田、海野、佐々木と強力布陣を敷いて逆転を狙う。原田は記念戦線ではやや破壊力で物足りない面はあるが、一般戦なら話は別。昨年の暮れから年明けにかけて4連続優出など、いったん好調モードに入ると信頼度は高い。今年初Vへ力が入る。
海野はフライング休み明けになるが、3月の児島でV。地元下関の正月戦でも優出6着と大崩れない走りが魅力だ。進境著しいのが佐々木だろう。22年5月の大村G2を制し、昨年は平和島クラシックでSG初出場など着実にステップアップしてきた。山口の次世代エースと呼んでいい。
丸野と同じ滋賀支部も層が厚い。君島は4月の下関でVと好調。1月の浜名湖周年も走っており、スリット付近の行き足が仕上がれば得意の速攻連発がある。木村は3月にびわこ、尼崎と連続優出。松山も3月のG1・宮島MB大賞で優出4着。直前のびわこでは、まくり一撃で今年初Vと存在感をアピール。ツボにはまった時の破壊力に注目。吉川は堅実走法が身上。今年も10節走って予選突破は6回ある。