末永和也が今年初優勝
津ボート大賞
2024年4月27日6:00公開
津ボートの中日スポーツ創刊70周年「津ボート大賞」は26日、最終日の12Rで優勝戦が行われた。1番人気に推された予選トップ通過の末永和也(25、佐賀)が、インからコンマ04のトップSを敢行。一気に逃げを決め通算9回目、今年の初優勝を飾った。2着には差した前田篤哉、3着は全速に出た井上一輝が入った。
まさに影をも踏ませぬ圧勝劇。スリットはゼロ台へ4艇が突入する熱い攻防となったが、その中でもトップSを決めたのは末永だった。一気に先マイを決め、前田の差しを封じ井上のツケマイも寄せ付けず、バックへ向けた時には独走状態へ持ち込んだ。「連日12Rを走らせてもらいましたから。回転調整は分かっていました」と万全の仕上がりで挑むことができた。
今年初優出、そして初優勝。昨年7Vをマークした男にとっては足踏みだったか。「年明けすぐにFを切り、記念ばかりあっせんが続きましたから。それでも優勝できないことは気にしてましたけどね」とほっと息をつく。苦戦を強いられた記念戦線だが、決して無駄ではなかった。「レースのやり方とか、すごく勉強になった。そのおかげで今回は優勝できたのだと思う」と、糧にすることはできた。
次なるターゲットは多摩川のSGオールスターだ。「G1初参戦が多摩川のヤングダービー、優出もできたので思い入れも深い水面です」と、楽しみでならない様子。そしてダービー勝率も圏内がうっすら見えてきた。強豪佐賀の次代を狙う男が、今節をきっかけに本格化を迎えるか。
(高橋亮考)